2. リクルートホールディングス(6098)の株式投資のリターンはいくらか

次に、株価変動によるリターンを計算します。

  • 株式の取得日:2022年10月24日
  • 株式の取得価格:4487円(取得日の終値)
  • 取得から1年後の日付:2023年10月24日
  • 1年後の株価の終値:4348円
  • 100株ベースの株価変動によるリターン:▲1万3900円

そして最後に、配当金と株価変動によるリターンを合わせて計算します。

  • 配当金のリターン:2250円
  • 株価変動によるリターン:▲1万3900円
  • トータル・リターン(金額ベース):▲1万1650円
  • トータル・リターン(%ベース):▲2.6%

リターンの計算は以上となります。

3. リクルートホールディングス(6098)に今後も注目

リクルートホールディングスの株式の年間リターンは▲2.6%となりました。

配当金、株価といった要素を総合的に考えると、株式投資のリターンがどのように決まるのかがわかります。

企業の業績などに関するニュースをチェックすることで、株価の動きとの関連性が見えてくるかもしれません。

ここまで株式のリターンについて解説してきました。

しかし、株式はリターンだけでなく株主優待や企業理念への共感度なども複合的に考えて取得することが大切です。

また、一社のみの株式を取得するのではなく、幅広い銘柄を保有することでリスク分散の効いた(リターンの安定した)運用が可能となります。

本記事で株式投資に興味を持った方は証券口座の開設を検討してみるとよいでしょう。

参考資料

LIMO編集部