【厚生年金と国民年金】標準的な夫婦はいくら支給されるのか年金だけでは老後に足りない可能性

5. 年金収入だけで足りない可能性に備える

ここまで公的年金について考察を行いました。日本の年金は年金種類や収入、世帯状況によって受け取る年金額が大きくきく変わる仕組みです。

そのため、自分がいくらくらい受け取れるのかをしっかりと把握してくことが重要です。確認の方法としては、ねんきん定期便やねんきんネットの活用が良いでしょう。

長生きの時代ですから、老後の収入は非常に重要です。実際に年金を受け取って足りないと感じることが無いよう、早めにチェックを行いましょう。

また、老後の資金計画を立てておくこともおすすめです。足りない場合には準備が必要ですし、足りるのであれば他に出費を回せます。

まずは情報収集から始めていただき、老後に向けた準備を進めていきましょう。

ここでは年金にまつわる「よくある質問」について見ていきます。

A1. 公的年金は2階建ての構造となっており、1階が国民年金、2階が厚生年金です。

A1. 会社員の方は、勤務先で確認することができます。

もしくは基礎年金番号通知書、年金手帳（青色）、国民年金保険料の口座振替額通知書、国民年金保険料の納付書や領収書、年金証書、年金額改定通知書等の通知書等でも確認できます。

A1. 資格取得した月の保険料から支払う必要があります。

保険料は月単位で計算するので、月の途中で退職した場合は前月分までを納めます。月の途中で新しい会社に入社した場合、その月から保険料を支払います。

徳原龍裕