3. 寄せ植えをおしゃれに仕上げるコツ
初心者でもおしゃれに仕上がる寄せ植えのコツを紹介します。
3.1 色、大きさなどを合わせてみる
多肉植物は緑の深いダークな色から赤く色づくもの、青っぽい紫や銀色にも見える渋い色など、カラーも多種多様。
同じ系統の色やトーンで合わせてもいいですし、差し色でところどころ色づいた苗を入れてみるとメリハリが出て、寄せ植えがよりおしゃれに仕上がります。
また、いろいろな多肉植物の大きさを揃えて寄せ植えするのも統一感が出ます。とてもかわいらしい雰囲気に仕上がりますよ。
3.2 大きさや高さのある品種でメリハリをつける
前述とは逆に、インパクトのある多肉植物をメインにしてもバランスよくおしゃれに仕上がります。多肉植物は種類が多いので、寄せ植えのレイアウトをいろいろ楽しめるのがおもしろいところですね。
アクセントとして使いやすいものには、クラッスラなど上に伸びる背の高い品種や、エケベリアなどバラのように地際に葉を重ねる品種、グリーンネックレスなど下に垂れる品種があります。
個性的な苗はメインとして扱い、様々な組み合わせを試してみるのもいいでしょう。
3.3 おしゃれな鉢を選ぶ
全体のイメージを決めるのはやはり鉢。多肉植物のレイアウトにこだわるなら、苗の個性にあった鉢を選びたいですね。
鉢は色や形、質感など様々なポイントで選ぶことができますが、白い鉢だと寄せ植えがよく映えます。
ワイルドなイメージで寄せ植えした場合はグレーや黒などクールなイメージの鉢、陶器鉢などもよく似合います。色あざやかに、かわいらしい感じで仕上げた場合はポップなデザインの鉢など、いろいろチャレンジしてみるのもいいですね。
鉢ではなくても、小さなワイヤーかごに麻布を敷いて、簡易的な鉢にして植えたりするのもおしゃれ。アイデアと工夫次第で寄せ植えの表情が変わります。
鉢の選び方でおしゃれ度が格段にアップする場合もあるので、ぜひこだわっていただきたいポイントです。
4. 多肉植物の管理・注意するポイント
寄せ植えを作った直後は1週間ほど直射日光を避けた明るい場所で管理します。状態が安定してきたら、雨の当たらない日当たりのよい場所に移動します。多肉植物にとって日光はとても大事です。
水やりをするのは、寄せ植えを作ってから4~7日後。直後に水やりをしてしまうと、根が安定せずに弱ってしまう可能性があります。
多肉植物の水やりは、生育期に土が乾いたらたっぷりと与えるのが基本。寄せ植えで土が見えない場合は、葉がしわしわになった頃を目安にしましょう。くれぐれも水のやりすぎには注意が必要です。
密集したレイアウトで寄せ植えを作った場合、蒸れやすくなっているので風通しの良いところで管理します。
時間が経過して、多肉植物が予想に反してグングン伸びてきたら日照不足の可能性も。寄せ植えをどこに置くかをもう一度確認しましょう。伸びすぎた茎や傷んだ葉はカットして、仕立て直しを行います。