40代となると、仕事でも中核を担う働き盛りの時期。収入が増える方も多いでしょう。また、昨今では夫婦共働きで家計を支えている世帯も増えています。
一方で、子どもが成長するにつれて教育費や食費も増加、また、マイホーム購入などにもお金がかかる時期です。
50代となると、子供の大学進学で学費、仕送りの負担が増える一方で、そろそろ住宅ローンの返済も終盤にさしかかります。親の介護がはじまる方もいらっしゃいますね。
一方で給与収入は50代後半で頭打ちとなり、下降線となることがほとんどです。
同世代でも「おひとりさま」として生きることを選ばれている人からは、別の悩みをよく耳にします。典型的なのが、もし将来万一介護状態になってしまった場合。頼れる家族がいない分、早めに資金準備を考える人が多いようです。
今回は、40歳~50歳代の単身世帯「おひとりさま」にフォーカスして、貯蓄額や年金などのお金事情を覗き見していきたいと思います。