「おひとりさま」老後生活にはいくら必要?
総務省統計局の「家計調査報告〔家計収支編〕2022年(令和4年)平均結果の概要」によると、65歳以上のおひとりさま世帯では、毎月平均2万580円が不足するとされています。
老後生活が25年間あるとすれば、平均で約617万円が不足する計算です。
毎月の家計が赤字の場合は、自身の貯蓄を切り崩すか、年金以外の収入で補う必要があるでしょう。
老後に向けて早めにはじめたい対策3つ
老後を迎えた時点で「貯蓄ゼロ」の場合、趣味や娯楽などに使えるお金が限られてしまいます。
将来に向けて早めに対策を行っておけば、ゆとりのある老後生活を送れる可能性があるかもしれません。今回は、今すぐ始められる老後対策を3つ紹介します。
家計収支を見直す
家計の収支を把握し、節約できるポイントがないか考えてみましょう。例えば、水道光熱費や通信費、保険料などの固定費は見直しやすいポイントです。
具体的には、「節電家電に買い替える」「スマホの料金プランを見直す」「保険の解約・見直し」といった点に注目してみてはいかがでしょうか。
うまくいけば年間数万円~数十万円を節約できる可能性もあるので、家計簿などを付けて収支を可視化してみましょう。