これから投資をはじめたいという人も多いのではないでしょうか。
株やFXなど投資にも種類があるので、自分にあったものを選んでまずは、取り組んでみることが大切です。
今回は、株とFXの違いについてどっちがいいか、それぞれのメリットとデメリットを解説していきます。
株かFXをはじめようか検討している方は、ぜひ参考にしてください。
1. 株とFXの違い
株とFXの違いは、主に2つで投資対象と取引可能な時間です。
1.1 違い1:投資対象
投資対象は以下のようになります。
- 株:株式に投資
- FX:ある国の通貨
企業が発行する株式に投資するのが株で、FXはある国の通貨を別の国の通貨に交換する取引です。
1.2 違い2:取引可能な時間
取引可能な時間は以下のとおりです。
- 株:平日9時~15時
- FX:平日24時間
株は、平日9時~15時が取引可能な時間となっております。
FXに関しては、平日24時間となっており、株と比較すると長くなっています。
2. 株のメリットとデメリット
まずは、株のメリットとデメリットについて解説していきます。
2.1 株のメリット
株のメリットは以下のとおりです。
- 現物取引なら投資資金が0になることはほぼない
- 業績の良い企業の株であれば利益を得やすい
株は証拠金取引ではなく、現物株式への投資が基本です。
株式そのものを買う現物株投資であれば、株価が下落しても株式を発行する企業が倒産しない限りは、投資資金がゼロとなることはほぼありません。
また、企業の業績が向上し、1株あたり利益が上がることで株価は上昇しやすくなり、業績の良い企業の株価は上がりやすくなる傾向にあります。
成長が続く企業の株式に投資することで、利益を得やすくなります。
2.2 株のデリット
株のデメリットは以下のとおりです。
- 投資資金がFXより必要
- 約3800の企業から銘柄を選ぶ必要がある
株は、FXと比較すると、投資資金がFXより必要になります。
必要な投資資金がFXは数百円から数万円なのに対して、株は数万円から数百万円必要になります。
また、約3800の企業から銘柄を選ぶ必要があります。
3. FXのメリットとデメリット
次に、FXのメリットとデメリットを解説していきます。
3.1 FXのメリット
FXのメリットは以下のとおりです。
- 株と比較すると少額資金で取引可能
- レバレッジをかけて大きな利益を狙える
前述したように、必要な投資資金は株と比較するとFXの方が少額からスタートできます。
レバレッジをかけた取引により、大きな利益を狙えますが、同時に損失のリスクもあります。
3.2 FXのデメリット
FXのデメリットは以下のとおりです。
- レバレッジで損失が大きくなる可能性がある
- 先読みが難しい
メリットでもある、レバレッジをかけて大きな利益を狙えますが、同時に損失のリスクもあります。
また、FXは世界各国の市場や投資家の動きや、国際情勢、安全保障情勢など、あらゆる事象が為替市場には関係します。
そのため、値動きを読むのが難しい点がデメリットです。
MeChoice編集部
・株とFXの違いは「投資対象」や「取引可能な時間」
・株のメリットは「現物取引なら投資資金が0になることはほぼない」「業績の良い企業の株であれば利益を得やすい」など、デメリットは「投資資金がFXより必要」「約3800の企業から銘柄を選ぶ必要がある」
・FXのメリットは「株と比較すると少額資金で取引可能」「レバレッジをかけて利益を狙える」、デメリットは「レバレッジで損失が大きくなる可能性がある」「先読みが難しい」