株式は金融商品のなかでも最もポピュラーな資産の1つです。
購入・運用することで株価の値上がりによる「売却益」や企業の利益の分前である「配当金」、さらには「株主優待」による各種のプレゼントも期待できます。
投資を始めるにあたって株式に興味がある初心者の方も多いでしょう。
では、株式を購入するにはいくら必要になるのでしょうか?
今回は国内株を1株購入するのにかかる費用について解説します。
また株を1株から購入する方法も紹介します。
1. 株のしくみ(日本株)
株は企業が発行する有価証券です。
企業は株を投資家に購入してもらうことで事業に必要な資金を調達します。
一方、投資家は資金提供の見返りとして、以下のような利益を期待できます。
- (株価上昇による)株の売却益
- (企業が稼いだ利益の分配による)配当金
また、企業によっては株主優待を実施しているケースもあり、投資家は保有株数に応じたプレゼントも期待できます(自社商品やクオカードなど)。
株式投資は企業や事業の将来性に対してお金を出すことで、未来のリターンを期待する金融商品と言えるでしょう。
株は金融機関で証券口座を開設することで取引できます。
2. 株は1株いくらか?
株は1株いくらで購入できるのでしょうか?
1株の値段は株価で表示されます。
たとえば、2023年10月18日時点の任天堂の株価は6110円です(終値)。
つまり、1株の購入には6110円必要となります(売買手数料を除く)。
3. 日本株は100株単位での購入が原則
日本株は原則100株単位での購入となります。
最低でも100株からしか購入できないということです。
たとえば、任天堂の株を購入するには少なくとも61万1000円必要となります(6110円×100株)。
3.1 米国株は1株から買える
米国株は1株からでも購入可能です。
テスラやアップルといったグローバル企業も1株から購入できます。
4. 金融機関によっては1株からでも買える
金融機関によっては個人投資家のハードルを下げる目的で単元未満株を取引できるサービスを提供しています。
単元未満株とは100株に満たない株式のことです。
たとえば、SBI証券の「S株」や楽天証券の「かぶミニ」、auカブコム証券の「プチ株」なら国内株を1株から購入できます。
ただし、単元未満株取引は100株単位の取引と比較して以下のようなデメリットがあるので注意が必要です。
- 手数料が割高
- リアルタイム取引ができない
- 取引できる銘柄が限られている
※上記は一般的な傾向を表したものであり、すべての金融機関にすべての項目が当てはまるわけではありません。
5. 単元未満株を買うなら楽天証券がおすすめ
株取引には証券口座が必要です。
あまたの金融機関が証券口座を提供していますが、なかでも単元未満株の取引におすすめなのが「楽天証券」です。
楽天証券は手数料・商品ラインナップ・独自サービスのいずれにも優れたオールラウンダーなネット証券であり、総合口座数は900万を突破しています(2023年4月時点)。
国内株式の取引手数料は現物・信用とも無料、外国株も米国・中国・ASEANと幅広くカバーしています。
※ASEAN=シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア
また、国内株を1株から取引することもできます(かぶミニ)。
「かぶミニ」は売買手数料が無料であることやリアルタイム取引に対応している点が強みです。
売買手数料は無料、1602の寄付銘柄と746のリアルタイム銘柄を取り扱っています(2023年8月14日時点)。
※楽天証券に関するデータは2023年10月19日時点の確認情報に基づきます。
参考資料
MeChoice編集部
・1株の値段=株価
・金融機関によって国内株を1株から購入できる(単元未満株)
・単元未満株を取引するなら「楽天証券」がおすすめ