学校数が少ない都内の私立小学校は、そもそも狭き門になる

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中学受験の世界でも「全落ち」という言葉がありますが、さらに学校数が少ない小学校受験で人気校に入るのは至難の業です。また、小学受験をする家庭は多くはないため、受験する家庭の大半は「絶対に合格したい」と強い気持ちで臨み、生半可な気持ちでは受けないでしょう。

合格を勝ち取るために3歳頃からお受験対策の教室に通い、親子で取り組み、夫婦で面接や願書作成に頭を悩ましながら立ち向かっていくしかありません。

ただ、中学受験や高校受験など他の受験に比べると、受験する子どもの意思が強くない状態で臨むため、子どものやる気や態度をみて、親の方が精神的に参りやすいこともあります。

5歳や6歳で受ける受験で子どもの人生が決まることはないので、気楽な気持ちを維持することが大切ではないでしょうか。

参考資料

中山 まち子