投資信託は資金の運用をプロにおまかせできる金融商品です。

購入・運用するには証券口座の開設が必要となります。

現在では、あまたの金融機関が証券口座を提供していますが、投資信託を運用するなら「楽天証券」がおすすめです。

本記事では楽天証券で投資信託を運用するメリットや楽天証券で運用できるおすすめの投資信託(ファンド)などを紹介していきます。

楽天証券の口座を開設する

1. 投資信託とは

まずは初心者の方向けに「投資信託とは何か?」を簡単に紹介していきます。

投資信託は投資のプロに資金の運用をおまかせできる金融商品です。

一般社団法人投資信託協会では以下のように定義されています。

「投資信託(ファンド)」とは、一言でいえば「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。
出所:投資信託協会「そもそも投資信託とは?」

投資家は運用方針や主要な投資対象が異なる約6000本の商品から好きなファンドを購入できます。(出所:投資信託協会「投資信託の全体像(純資産総額・ファンド本数)直近データのバックナンバー」)。

出所:MeChoice編集部

一方で投資信託には以下の手数料がかかります。

  • 購入時手数料:投資信託の購入時にかかる手数料
  • 信託報酬:投資信託の保有中にかかる手数料。保有額に対して年率の形で毎日発生する
  • 信託財産留保額:投資信託の解約時にかかる手数料

ただし、最近では購入時手数料と信託財産留保額を無料としている投資信託も数多く見られます。

2. 楽天証券とは

次に「楽天証券とは何か?」を簡単に紹介していきます。

楽天証券は手数料・商品ラインナップ・独自サービスのいずれにも優れたオールラウンダーなネット証券であり、総合口座数は900万を突破しています(2023年4月時点)。

国内株式の取引手数料は現物・信用とも無料、外国株も米国・中国・ASEANと幅広くカバーしています。

※ASEAN=シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア

投資信託は2570本をラインナップ、つみたてNISA対象商品も199本と業界最多水準です。

さらに、投資信託の「つみたて購入」を楽天カード決済にすることで、最大1%の楽天ポイントが還元されます。

日本経済新聞や日経MJを読めるサービスも展開しているので、日々情報収集しながら投資を進めていきたい方にもおすすめです。

※楽天証券に関するデータは2023年10月16日時点の確認情報に基づきます。

3. 楽天証券で投資信託を運用するメリット

ここでは楽天証券で投資信託を運用するメリットを具体的に見ていきましょう。

  1. 商品ラインナップが豊富
  2. つみたて投資枠(新NISA)の商品数も業界最多水準
  3. つみたて投資で楽天ポイントが還元される

3.1 商品ラインナップが豊富

楽天証券は投資信託のラインナップが豊富です。

実際に主要ネット証券や日本を代表する金融機関を対象に取扱商品数を比較してみましょう。

金融機関

投資信託の取扱本数

SBI証券

2639本

楽天証券

2570本

松井証券

1715本

マネックス証券

1523本

auカブコム証券

1687本

イオン銀行

325

ソニー銀行

254本

野村證券

1207本

大和証券

607本

楽天証券は多様な商品を運用してみたい方や、豊富な取扱商品数のなかから自分に合ったファンドを見つけたい方にはうってつけといえるでしょう。

3.2 つみたて投資枠(新NISA)の商品数も業界最多水準

楽天証券ではつみたてNISAの対象となる運用商品を業界最多水準となる199本取り扱っています。

また、2024年1月に始まる新NISAのつみたて投資枠はつみたてNISAの商品ラインナップがそのまま踏襲される予定です。

したがって楽天証券なら、新NISAのつみたて投資枠でも豊富な商品ラインナップから運用商品を決めることができます。

つみたて投資枠とは

つみたて投資枠とは新NISAにおける枠の1つです。

年間120万円を上限に、金融庁の定めた基準を満たす長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託から得られる利益が半永久的に非課税となります。

なお、新NISAにおける枠はほかに「成長投資枠」があります。

こちらは年間240万円を上限に株式や投資信託などの幅広い商品を運用できる制度となっています(非課税期間はつみたて投資枠と同じ)。

なお、両制度は併用可能です。

3.3 つみたて投資で楽天ポイントが還元される

楽天証券ではつみたて投資(投資信託)の決済手段に楽天カードを選択でき、利用額の0.5~1%が楽天ポイントとして還元されます。

もちろん新NISAにも対応しています。

普段から楽天ポイントを貯めている方が楽天証券を利用するメリットは大きいでしょう。

楽天証券の口座を開設する

4. 楽天証券で運用できるおすすめ投資信託3選

本章では、楽天証券で運用できるおすすめ投資信託3選を紹介します。

投資信託の運用に興味がある方はぜひ参考にしてください。

  1. eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  2. eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
  3. eMAXIS Slim先進国株式インデックス

4.1 eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

期間収益率(過去3年)

73.8%

信託報酬率

年率0.05775%

運用できる主な証券会社

楽天証券・マネックス証券・SBI証券

つみたてNISA対応

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のマンスリーレポートによる(2023年9月29日現在)

業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける「eMAXIS Slim」シリーズの投資信託です。

全世界の株式に投資する商品となっています。

全世界の株式に幅広く分散投資したい方におすすめです。

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022」で1位に輝いた実力派の投資信託となっています。

4.2 eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

期間収益率(過去3年)

75.3%

信託報酬率

年率0.05775%

運用できる主な証券会社

楽天証券・マネックス証券・SBI証券

つみたてNISA対応

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)のマンスリーレポートによる(2023年9月29日現在)

業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける「eMAXIS Slim」シリーズの投資信託です。

日本以外の全世界の株式に投資する商品となっています。

すでに日本株を運用している方や日本株以外の全世界の株式に幅広く分散投資をしたい方におすすめです。

4.3 eMAXIS Slim先進国株式インデックス

期間収益率(過去3年)

82.3%

信託報酬率

年率0.09889%

運用できる主な証券会社

楽天証券・マネックス証券・SBI証券

つみたてNISA対応

eMAXIS Slim先進国株式インデックスのマンスリーレポートによる(2023年9月29日現在)

業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける「eMAXIS Slim」シリーズの投資信託です。

先進国の株式市場を投資対象としています。

フランスやイギリスといった先進国はインドや中国などの新興国に比べてローリスク・ローリターンな運用が期待できます。

長期的にリスクの低い安定成長を狙うのであれば、ぜひ検討したい商品です。

楽天証券の口座を開設する

参考資料

MeChoice編集部

まとめ
楽天証券で投資信託を運用するメリット3選

・投資信託を運用するなら楽天証券の口座がおすすめ
・理由1.投資信託や新NISAのつみたて投資枠の商品ラインナップが豊富
・理由2.投資信託のつみたてを楽天カード決済にすることで、購入額の0.5~1%が楽天ポイントとして還元される