グラス類を庭に植えるとき、おさえておきたい〈3つのポイント〉

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〈ポイント 1〉庭のイメージと環境に合った品種を選ぶ

1年をとおしてグラス類と花の競演を楽しみたいのか、とくに秋に落ち着いた風景を楽しみたいのかによって、常緑なのか秋に紅葉して葉を落とすのかをチェックしましょう。

庭の日当たりや風通しなど、育てる場所の環境に合った品種選びも大切です。

〈ポイント 2〉草丈を確認して植える

グラス類の中にはかなり背丈が高くなるタイプのものや、コンパクトにほどよくまとまるタイプなどさまざま。植えようとする植物の特徴を調べて、草丈を把握しておきましょう。

大型の品種は庭の後方に、小型の品種は手前になるように植栽すると、庭に高低差が出て広がりや奥行きを感じさせます。

〈ポイント 3〉スペースを考えて植える

グラス類は縦だけでなく横の広がりも考慮して、植える場所を決めるのがオススメ。生育が旺盛でどんどん広がるものや、こぼれ種で増えてほかの植物の領域まで広がるものも。

繁殖力が強い品種はスペースにゆとりがある場所が適しています。狭い場所では定期的に剪定して、広がり過ぎないようにしましょう。

しなやかな姿が美しい!グラス類〈オススメ5選〉

カレックス

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世界中に約2000種類もあるといわれるカレックス。葉色や草姿のバリエーションが豊富で、イメージに合わせたチョイスができるのが魅力です。

コンパクトなサイズなので寄せ植えにもよく利用されています。※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)

パニカム

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パニカムはキビの一種で、シッュと直立した葉がスタイリッシュ。スモークグラスといわれ、煙のようにフワフワした穂がキレイです。

秋から冬にかけて葉や実が紅葉し、秋らしい雰囲気をかもしだします。※参考価格:500~700円前後(3号ポット苗)