鹿や大仏で知られている奈良。実は世界遺産に登録されている寺社仏閣や遺跡が10カ所以上あり、秋は古都の風情を感じられる紅葉の景色を堪能できます。

そこで今回は、奈良をメインで旅行するときの予算の目安を紹介!奈良への旅行を考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

秋の奈良旅行、宿泊数ごとのパッケージツアーの目安は?

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予算を節約しながら奈良を旅行するときは、移動手段と宿泊施設がセットになっているパッケージツアーを利用するのが便利!交通機関とホテルをそれぞれ予約する手間を省けるのが魅力です。

今回は奈良を訪れるときによく使われる交通手段である、新幹線と飛行機のパッケージツアーの目安の予算を紹介します。

新幹線を使う場合

奈良県内には、新幹線の停車駅がありません。そのため新幹線を利用する場合は新大阪駅もしくは京都駅で下車し、奈良へ向かう電車に乗り換える必要があります。

新大阪駅から奈良駅までは直通便の本数が少ないため、パッケージツアーでは京都駅で下車して在来線に乗り換え、奈良駅もしくは近鉄奈良駅へ向かうルートがよく採用されているようです。

以下の表に、各方面からのパッケージツアーの目安の予算をまとめてみました。

出所:JR東海ツアーズ日本旅行を参考に筆者作成

京都駅から奈良駅・近鉄奈良駅までの運賃は720~1280円が目安です。パッケージツアーの料金には含まれていないケースもあるので、パッケージツアーの費用プラス1000円くらいで計算してみてください。

飛行機を使う場合

2023年10月現在、奈良県内には空港がありませんので、飛行機を使う場合は伊丹空港着もしくは関西空港着の便を使うことになります。

ANA・JALのようなメガキャリアは伊丹空港、Peach・JetstarといったLCCは関西空港で主に発着しています。

ANA・JALでは航空券と宿泊施設がセットになっている、パッケージツアーを販売していますよ。以下の表に、奈良市内に宿泊する場合のパッケージツアーの目安の予算をまとめてみました。

伊丹空港からは、奈良市内へ直通するリムジンバスが運行しています。所要時間は約60分、運賃は大人1人につき1510円です。

「飛行機を利用したいけど、もう少し予算を節約できないかな」と思ったときは、LCCの利用も検討してみてください。

Peachの場合、仙台から関西までは片道5590円~、成田から関西までは片道3990円~、福岡から関西までは片道4690円~で航空券を購入できます。

ホテルのグレードを下げると往復の交通費と宿泊費を2万円以下に抑えることも可能なので、ぜひチェックしてみてください。