ひと鉢あるだけで部屋の雰囲気がオシャレになり、癒しすら感じられる多肉植物。たくさんの愛好者がいる一方で、「育ててみたいけど枯らしそうで不安」「どれを選んだらいいか分からない」という人も多いようです。

そこで今回は、初心者でも育てやすいオススメの多肉植物をご紹介します。

過ごしやすい秋こそ、新しい多肉植物をお迎えするのにおすすめの季節。種類によっては紅葉を楽しめるものもありますので、多肉植物を育てるのが初めてという人もぜひ参考にしてください。

購入前に〈多肉植物の生育型〉をチェック

多肉植物は、種類によって生育する季節が違います。

春秋型

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春と秋に生育するタイプ。夏は生育が緩行になり、冬は休眠する。セダム・ハオルチア・エケベリア・リプサリス・ペペロミアなど。

夏型

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夏に生育するタイプ。春秋は生育が緩行になり、冬は休眠する。アガベ・アストロフィツム・カランコエ・ユーフォルビアなど。

冬型

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冬に生育するタイプ。春秋は生育が緩行になり、夏は休眠する。アオエニウム・リトープス・セネシオ・アルギロデルマなど。

生育期は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与え、2カ月に1度は多肉植物用の肥料を与えるのが基本。生育が緩やかな時期や休眠期に水や肥料を与えると、弱ってしまう恐れがあるので注意しましょう。