YouTuberのマネジメント関連事業を手掛けるUUUMは、2013年の設立から4年で東証に上場しました。
急成長を遂げてきたUUUMですが、2023年5月期はすべての利益が赤字転落となりました。
2023年9月には株式公開買い付け(TOB)により買収されています。
今回は業績不調であるUUUM(3990)について、配当金や株主優待、株価もあわせた「1年前に100株を買った人の本当のリターン」を確認します。
※株式分割の影響は、株価や配当金、株式数などすべて遡及修正して株価を調整しています。
※記事中で記載の株価はすべて終値となっています。
UUUM(3990)の直近決算(2024年5月期 第1四半期決算)
UUUMは、2023年10月13日、2024年5月期 第1四半期決算を発表しました。
減収減益となり、利益は2023年5月期第3四半期より継続してすべての利益で赤字が継続しています。
ゲーム事業の不振と広告宣伝費の増加による影響が大きかったです。
また、専属クリエイター(YouTuber)もこの1年間で9%にあたる17名減少しています。
通期の業績予想も下方に修正しています。
UUUM(3990)の配当金のリターンはいくらか
UUUMは剰余金の配当を行っていないため、配当金はゼロとなります。
今回の検証では、以下のような想定となります。
- 株式の取得日:2022年10月13日
- 株式の取得価格:930円(取得日の終値)
- 配当:0円
- 100株ベースの配当金のリターン:0円
それでは次に、株主優待のリターンを計算していきます。