投資をはじめたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
株や投資信託の購入には証券口座の開設が必要になってきます。
今回は、証券口座は何歳から開設できるか、未成年でも口座開設できるのかについて、未成年が投資を始めるメリットとデメリットをあわせて解説していきます。
当記事を参考に証券口座の開設を検討してみてください。
1. 証券口座は何歳から開設できるか
証券口座は、原則的に0歳からでも口座を持つことができます。
年齢の下限は特に設定がありません。
そのため、原則的には0歳からでも株式投資や投資信託を行うことができます。
ただし、学生や未成年の場合は、口座開設の際に親権者の同意書と、住民票、戸籍抄本など、続柄を確認できる書類を提出する必要があります。
証券会社によっては、親権者も口座開設と口座への入金を条件としている証券会社も多いです。
また、民法改正により、2022年4月1日から、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたこともあり、学生でも証券口座の開設を行いやすくなっています。
しかし、金融機関によっては、18歳以上であっても、安定した収入や貯蓄がない人には口座開設の審査を通さない場合もあります。
1.1 未成年口座について
未成年である18歳未満の場合は、親権者の許可があれば、未成年口座を開設することができます。
親が子どもの資産を増やすため子ども名義で証券口座を開設する場合や、投資に興味を持った未成年が親の同意を得て証券口座を開設する場合などに開設されるケースが多いです。
2. 未成年が投資を始めるメリット
未成年が投資を始めるメリットは以下のとおりです。
- 金融知識が増える
- 投資期間が長く確保できる
順番に解説していきます。
2.1 メリット1:金融知識が増える
若いうちから投資に取り組むことで、金融知識が増えます。
学業に励むことはもちろん重要ですが、こういった金融知識は将来役に立つでしょう。
2.2 メリット2:投資期間が長く確保できる
未成年のうちから投資をすることで、投資期間を長くできることがメリットです。
投資期間を長く確保すれば、それだけリターンを見込むこともできます。
3. 未成年が投資を始めるデメリット
未成年が投資を始めるデメリットは以下のようなものがあります。
- 正しい知識が必要
- 大きく稼げる可能性が低い
順番に解説していきます。
3.1 デメリット1:正しい知識が必要
正しい知識や、投資情報を得ていなければ、損をしてしまう可能性もあります。
投資するほどお金が増えるというわけではないので、投資のリスクを理解しておく必要があります。
また、投資をいくら勉強ばかり行っていて、本業である勉強がおろそかになってしまう可能性もあります。
3.2 デメリット2:大きく稼げる可能性が低い
未成年が余剰資金で投資をした場合、社会人に比べて金額はもちろん、未成年の方が少なくなります。
余剰資金の金額を考えても。大きい利益を狙うことは社会人と比較して難しい傾向にあります。
参考資料
MeChoice編集部
・証券口座は原則的には0歳からでも口座開設でき、学生や未成年の場合には親権者の同意が必要
・未成年でも口座開設はできるが、親権者が口座開設をし、未成年者が口座開設をする必要がある場合が多い
・未成年が投資を始めるメリットは「金融知識が増える」「投資期間が長く確保できる」デメリットを解説「正しい知識が必要」「利益ができる可能性が低い」