次の年金支給日は12月「厚生年金と国民年金」の違いとは?【65~90歳以上】の平均受給額
年金制度や平均受給額を確認
Esin Deniz/shutterstock.com
10月13日は年金支給日でした。
年金は前月までの2ヵ月分の年金が偶数月に支払われる仕組みのため、10月は8月と9月分の年金が振り込まれます。
次回の年金支給日は12月になります。
ただし、人によって振り込まれる年金額はさまざまです。
特に、受け取る年金の種類が「国民年金のみ」なのか「国民年金と厚生年金の両方」なのかによって、受給額は大きく変動します。
そこで本記事では、厚生年金と国民年金の制度の違いやそれぞれの平均受給額を紹介するので、参考にしてみてください。
1. 厚生年金と国民年金の違いとは
さっそく、厚生年金と国民年金の違いを確認しましょう。
国民年金は、原則国民全員が受け取れる年金です。一方で、厚生年金は会社員や公務員などの勤務経験がある人のみが受け取れる年金となっています。
そのため、会社員や公務員のない自営業者や専業主婦(夫)は厚生年金をもらえず、受け取れる年金は国民年金のみです。
執筆者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、フリーランスとして保険や投資、税金などのお金に関する記事の執筆や個別相談・ライフプランニングの作成・実行支援を行っている。