ウエルシアホールディングス株式会社(東証プライム、3141、以下「同社」という)が、2023年10月10日に2024年2月期第2四半期連結決算(対象期間:2023年3月1日~2023年8月31日)を発表した。

売上高・営業利益は増収増益であったが、上期計画を下回った。

PB(プラベートブランド)商品の売上高は拡大しつつも、コロナ需要の反動減の影響が大きかった。

同社は、イオン株式会社(東証プライム、3061)の連結子会社であり、ヘルス&ウエルネス事業の中核企業である。

2024年2月期より、全国のウエルシアグループ店舗でイオンの「WAON POINT」サービスを導入している。

ウエルシアホールディングスの当第2四半期連結業績

売上高は、前年同期比+8.6%の6110億1700万円と増収、上期計画に対しては計画比99.8%であった。

営業利益は、前年同期比+3.1%の247億3500万円と増収、上期計画に対しては計画比96.1%であった。

傘下の「株式会社コクミン(コクミンドラッグ運営)」および「株式会社ププレひまわり(スーパードラッグひわまり運営)」の業績改善により、売上高・営業利益は増収増益となった。

経常利益以下は、2023年2月期に計上した補助金収入の反動減により、減益となった。

  • 経常利益:前年同期比▲4.2%の267億9700万円(上期計画に対しては計画比95.6%)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益:前年同期比▲5.0%の162億3300万円(上期計画に対しては計画比97.2%)