中間管理職の平均年収はいくらか
管理職と非役職員との間に挟まれて何かと大変なことが多い「中間管理職」ですが、どれくらい年収をもらっているのでしょうか。
総務省統計局「賃金構造基本統計調査」によると、役職ごとの平均年収は以下のとおりです。
役職ごとにみた平均年収
- 部長級 913万円
- 課長級 784万円
- 係長級 626万円
- 非役職 451万円
中間管理職である課長級の平均年収は784万円、係長級の平均年収は626万円です。非役職の平均年収が451万円のため、中間管理職はやはり年収水準が高くなっています。
ただし、管理職である部長の平均年収は913万円とさらに高いため、さらなる年収アップを目指すのであれば、部長を目指すべきでしょう。
出世することがすべてではない
本記事では課長と部長の割合や中間管理職の年収を紹介しましたが、出世がすべてではありません。
いくら出世して年収が高くても、仕事が忙しすぎて思うように家族との時間を過ごせなかったり、大きな責任にストレスを感じて体調を崩してしまったりしては本末転倒です。
自分の人生において優先すべきことは何かを考え仕事と向き合うことが、人生を豊かなものにするために必要でしょう。
参考資料
苛原 寛
