GMOクラウドとハウステンボス、hapi-robo stの3社は12月5日、IoT技術の活用によりリモートでゴミの量を把握できる「スマートゴミ箱(仮称)」を、ハウステンボス内のアムステルダムシティ(約42,000平方メートル)全域に設置し、その有用性を探る実証実験を開始したと発表した。

「スマートゴミ箱」は、GMOクラウドの「IoTの窓口 byGMO」とハピロボが共同開発。ゴミの量を検知するセンサーをゴミ箱に搭載することで、インターネットを通じてゴミの溜まり具合を把握することができ、スタッフのゴミ収集業務の効率化を図ることができるという。

今回の実証実験ではハウステンボス内に「スマートゴミ箱」を設置し、ゴミが一定量を超えた際にスタッフのヒアラブルデバイスへ通知する/しない日別に「ゴミ箱を確認しに行く回数」を計測・比較。スタッフのゴミ収集における業務負担を軽減できているかを検証する。平日/土日祝日や繁忙期など、来場者数の変化にも対応できるかを検証するため、期間中はスタッフにゴミの量を通知する/しない日をそれぞれ複数設定して計測を行う。

「スマートゴミ箱」に関しては、今後大型のリゾート施設やショッピングモールなどへの展開も視野に入れていくという。

LIMO編集部