住宅の購入の際に検討しなければならないのが、住宅ローンです。

なかでも、収入に占める年間の返済額の割合である「返済負担率」は無理のないものに設定したいところです。

今回は、住宅支援機構のデータをもとに、住宅ローンの金利タイプ別の返済負担率について解説していきます。

返済負担率(利用した金利タイプ別)

2023年6月30日、住宅支援機構が公表した、【住宅ローン利用者調査(2023年4月調査)】によると、利用した金利タイプ別の返済負担率は以下のようになっています。

(住宅支援機構のデータを元にLIMO編集部が作成)

変動型と全期間固定型の利用者は返済負担率率「15%超~20%以内」が最も多くなっています。

また、固定期間選択型の利用者は返済負担率「15%超~20%以内」「20%超~25%以内」が最も多くなっていることがわかります。

まとめにかえて

変動型と全期間固定型の利用者は返済負担率率「15%超~20%以内」が最も多く、固定期間選択型の利用者は返済負担率「15%超~20%以内」「20%超~25%以内」が最も多くなっていることがわかりました。

返済負担率は15%〜25%の方が多数を占めていることになりますので、ひとつの目安にしてみてください。

毎月の家計の負担を考慮し、無理のない返済計画が立てられるようにしましょう。

参考資料

藤原 悠喜