LIMOが2022年10月にお届けしたガーデニング記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。
(初掲載*2022年10月6日)
夏から続く暑さも一段落して、店先に色とりどりのパンジーやビオラが並び始める季節。秋から春までの約半年間という開花期間の長さや、初心者にもカンタンに育てられる丈夫さで、つねに高い人気を誇ります。
色や形のバリエーション豊富なパンジーやビオラは、イメージに合わせたカラーコーディネートにも最適です。
今回はパンジー・ビオラの育て方や寄せ植えの作り方を紹介します。色合わせがオシャレな寄せ植えも見ていきましょう。
1. パンジー・ビオラの育て方
苗を購入するときはつぼみがたくさん付いていて、株にぐらつきがなくコンパクトにしっかりまとまったものを選びましょう。株元を傷めないように優しくポットから抜き出し、土に植え込みます。
植え込んだあとはたっぷり水やりして、日当たりと風通しのよいところで育ててください。月に2~3回程度液体肥料を与えると花付きがよくなります。
パンジー・ビオラが咲き終わった花ガラを放っておくと、種ができるだけでなく病害虫の原因に。できるだけ長い間元気に咲き続けるように、咲き終わった花ガラはこまめに摘み取っておくのがポイントです。
1.1 パンジー・ビオラ「寄せ植えの作り方」
鉢の深さ半分程度の土を入れ、苗を仮置きしてバランスを確認します。その際苗をギッシリと詰め込み過ぎず、植物が大きくなることを想定してスペースに余裕を残しておくことが大切です。
苗の配置は主役を中心にして背丈が高いものを後ろ、低いものを前に。配置が決まったらポットから出して、土を追加して苗とよくなじませます。植え込んだあとは鉢底から水が染み出るまでタップリと水やりしましょう。
2. 【パターンA・イエロー×ピンク】キュートさ爆発!暖かい色で庭がはなやぐ寄せ植え
イエローのビオラとピンクのデージーの組み合わせ。
キュートな暖色系のコーディネートは、秋から冬にかけての肌寒い季節に暖かさを感じさせてくれます。彩りが少なくなった庭に華やかさを添えてくれるでしょう。
2.1 デージー
コロンとした丸い花が愛らしいデージー。黄色い花芯の周りを、赤やピンクの細い花びらが取り囲みます。
デージーはパンジー・ビオラと同じくらいの背丈なので、混じり合うように配置するとよいでしょう。※参考価格:100~300円前後(3号ポット苗)