料金は2kmで7.72ドル(1145円)程度

投稿者の「@makotofalcon」さんにお話をうかがうと、サンフランシスコのタクシーに関して詳しく教えてくれました。

有人タクシーとロボットタクシーの割合について尋ねると「サンフランシスコではタクシーというものがかなり減っていますし、タクシーを求めることもないので、意識にタクシーというものが入ってくることがないです。その代わり、かなり多くUberやLyft(一般ドライバーが自家用車で運転してくれるライドシェアサービス)の車がいます。しかし彼らは普通の車と見た目が変わらないので、その総数はわかっていません」とのこと。

続けて「一方、ロボットタクシーと言われるwaymoやcruiseは、かなり台数は少ないと思われます。おそらく同時稼働数は、今は20~40台ぐらいだと思われます。サンフランシスコでタクシー乗りたいなんて人はほぼいなくて、知識がない旅行者以外はライドシェアを使っていると思います」と教えてくれました。

さらに利用料金に関して「仮に自動運転タクシーに2km乗った場合の料金」をうかがうと、およそ7.72ドル(1145円)程度かかるとのことです。

「@makotofalcon」さんによるとロボットタクシーの課金形態は「初乗り料金、時間課金、距離課金」となっているそう。

2km利用時の想定金額の内訳に関しては、「アメリカなので1kmではなく1マイルごとに課金されます。2kmだと1.24274マイルです。1マイル0.9ドル、1分0.4ドルで、初乗り料金が5ドル。1.2マイルだと大体4分で着くので、7.72ドルという感じです。そこに1.2%のcity taxが乗ります」と詳しく教えてくれました。

次のお客さんを求めて走り去るロボットタクシー

出所:@makotofalcon

「@makotofalcon」さんはポストに続ける形で、ロボットタクシーが走り去っていく様子も投稿。無人の車が勝手に動く光景が衝撃的で、思わず見入ってしまいます。

なお、話題となったタクシーは、アメリカ合衆国の自動車メーカーであるゼネラル・モーターズ(GM)系のGMクルーズが提供する、自動運転の車両で配車・送迎してくれるサービスです。

映像を目にした人たちからは「日本でも乗ってみたい」「うらやましい」といった声が寄せられていました。

また「逆に課題は何でしょうか」といった質問に対して、@makotofalconさんは「回線混雑でのシステムダウン、不慮の事態に対応できない(目の前に三角コーンを置かれると停まる)」など複数の意見を挙げられており、ポストの返信欄は多くの書き込みで賑わいを見せています。

ロボットタクシー「Cruise」の動画や写真を複数投稿されています

いかがだったでしょうか。今回は、Xで話題になっている「自動運転タクシーに乗車した際の映像」を紹介しました。

「@makotofalcon」さんのXアカウントでは、「Cruise」の写真や動画を複数投稿されています。

また、Xではテクノロジーに関連するポストなども投稿されていますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

参考資料

小野田 裕太