2. 新たな受給対象者には9月に請求書が届く
生活者支援給付金の受給要件を新たに満たした人には、9月1日より順次「年金生活者支援給付金請求書」が届きます。
年金生活者支援給付金請求書が届いた人は、請求書の太枠内に名前や電話番号を記載して切手を貼りポストへ投函しましょう。
原則として、手続きをした翌月分から支給の対象となります。たとえば9月に手続きをおこなうと、10月支給分から対象になりますが、実際には10月分と11月分を受け取るのは12月となります。
ただし、新たに基礎年金の受給権を得た方は、受給権を得た日※から3カ月以内に「年金生活者支援給付金の認定請求」の手続きをすると、「年金の受給権を得た日に年金生活者支援給付金の認定請求の手続きを行った」とみなされて遡って支給されることになります。
※老齢基礎年金の繰上げ受給中の方は65歳到達日。
※老齢基礎年金の繰下げ受給中の方は繰下げの申出を行った日。
受給権を得た日から3カ月を過ぎると手続きした翌月分から支給となるので注意しましょう。
なお、支給要件に該当するか不明の人は「年金生活者支援給付金請求書」と「所得情報を確認するための所得状況届等」が送られてくるため、内容を記入して返送してください。
3. 老齢年金生活者支援給付金の支給額はいくら?2023年度は2.5%増額
2023年度はいくらの老齢年金生活者支援給付金をもらえるのでしょうか。
厚生労働省「年金生活者支援給付金制度について」によると、昨年度より2.5%増額となり、2023年度の老齢年金生活者支援給付金の受給額計算式は以下のとおりです。
著者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、SNSやWebコンテンツを通じて金融情報の発信を支援する株式会社ファイマケの代表を務める。
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)