「サーモン度」が最も高かったのはフルーツあんみつの寒天

気になる研究の過程とその結果を詳しく見てみましょう。まず研究のきっかけは、娘さんが「アボカドに醤油とわさびをつけるとマグロの味になる」ということを知ったからとのこと。

そこから醤油がカギであることを導き出し、サーモンに近い食感の食材に醤油をかけるという実験方法に決めたようです。

出所:@AltItk

自分で食べてみるだけでなく、家族にも食べてもらってデータの信頼性を担保しているのも素晴らしいですね。

そして実験の結果は「サーモン度」として数値化し、表で見やすくまとめています。

その結果、サーモン度で最高値の9を獲得したのはフルーツあんみつの寒天!「すごくサーモン」という味の感想がかわいらしいですね。

出所:@AltItk

ほかの食材も、豆腐はサーモン度0で「冷奴の味がする」、バナナはサーモン度-3で「それぞれの味がけんかしてる」などといったコメントが綴られています。

さらに感想の項目には「刺身こんにゃくが一番安い食材だったから試すなら刺身こんにゃくがいいと思う」と今後の研究者へのアドバイスも。

そして最後にはおまけとして、サーモン度の高かった3つの食材で寿司を作る様子を紹介。

出所:@AltItk

「おどろくほどサーモンの寿司だった」というコメントとともに研究が締められています。校長先生が校内放送で褒めたというのも納得の読み応えたっぷりの研究ですね。

研究のクオリティの高さと小学生らしいコメントのギャップに笑ってしまいました。