2017年11月24日から26日にかけて開催された「Pokémon Go Safari Zone in 鳥取砂丘」の経済効果や参加者が発表された。

鳥取県によると、今回の参加者の数は、約89,000人。内訳は、24日(金曜日)が約21,000人、25日(土曜日)が約37,000人、26日(日曜日)が約31,000となっている。尚、これらの人数には県東部地域(鳥取砂丘以外)での参加者は含まれていない。

また、経済効果は約18億円とされている。観光消費額は推定で約13億円。PR効果は約5億円とされている。

観光消費額については、県観光客入込動態調査における平均消費額に今回の鳥取砂丘での参加人数を乗じて試算したものを使用している。また、PR効果については広告換算額は11月28日時点のものとされている。

テクノロジーに詳しい証券アナリストによれば、「スマホコンテンツで実際に地方にここまでの集客ができること自体に注目すべきだ。位置情報とコンテンツを掛け合わせることで面白いと感じるユーザー体験が得られることの示唆であろう。位置情報にはまだまだ工夫の余地があると考えるし、地方にとっては積極的に活用すべき」とコメント。

ポケモンGOと地方との連動企画には今後も注目だ。

LIMO編集部