4月に新年度が始まり、およそ6カ月が経過しました。新しいクラスや学校、職場にもすっかり慣れた頃ではないでしょうか。

半年も過ごしていると、今まで自分が生活していた環境と現在の違いを感じる場面があったはず。

遠方に引っ越して新生活のスタートを切った方は、特に地元との相違点に気づきやすいかもしれませんね。

そこで今回は、関東の学校や職場で通じにくかった関西弁をいくつか紹介します。

関西を離れて年月が経っている方も、当時のことを思い出しながら読んでみてください。

1. 関西弁1. 押しピン

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Lyudmyla Kharlamova/shutterstock.com

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ポスターや伝達事項を掲示するときに使用する画鋲のことです。

関東では平らな円盤型のものを画鋲、プラスチックが付いているものを押しピンと呼び分けることもあります。

2. 関西弁2. カッターシャツ

スーツと合わせるときに着るワイシャツを、関西弁ではカッターシャツと言うことがあります。

大阪に本社を置くスポーツ用品メーカー「ミズノ」が、カッターシャツという名称で襟と袖が付いたアウトドア用のシャツを販売したのが定着したと考えられています。

3. 関西弁3. なおしといて

「もとの場所に戻しておいて」という言い回しです。

関東の職場に転職した関西人が、「このファイルなおしてもらっていいですか?」と言ったところ、「どこも壊れていないよ?」と返されたことで方言だったことに気づく場面もあったそうです。

4. 関西弁4. ほっといて

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sebra/shutterstock.com

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共通語だと「捨てておいて」という意味になるフレーズです。

大学の文化祭の準備中「この段ボールほっといて(捨てておいて)」と言ったら、部屋の隅に放置されたままになっていた…ということもあるあるです。

5. 関西弁5. テレコ

「互い違い」「入れ違い」「あべこべ」といった意味の言葉です。

語源は諸説ありますが、「手入れ」に接尾語の「こ」が付いたと言われており、歌舞伎用語としても使われています。

6. 関西弁6. なんぼ

「いくら」「どのくらい」といった意味がある関西弁です。

居酒屋を出た後に「会計なんぼやった?」と尋ねたり、上司と「お子さんなんぼ(何歳)になったんですか?」と会話したり、色々な使い方ができます。

7. 関西弁7. よして・よせて

学校で遊ぶときやグループを作る場面などで、「仲間に入れて」という意味で使う関西弁です。

「よして(仲間に入れて)」と関東の人に言ったとき、「止して」「止めて」という意味で取られてしまい、うまく会話がかみ合わなかった関西人もいるようですよ。

8. 関西弁8. くくる

身だしなみを整えるために髪をヘアゴムなどでひとまとめにすることを、関西弁では「くくる」と言うことがあります。

関西の学校の頭髪検査などではよく耳にする言葉です。

9. 関西弁9. なんしか

「とりあえず」「とにかく」「なにしろ」といった意味の関西弁です。

サークルや職場の集まりなどで意見がまとまりきらないとき、「なんしか(とりあえず)このメンバーで始めてみよか」といった感じで使用します。

10. 関西弁10. 遠慮のかたまり

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Jostein Hauge/shutterstock.com

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「遠慮のかたまり」とは、大皿に残った最後の1個のことです。

居酒屋で唐揚げを頼んで1個だけ残っているとき、「遠慮のかたまり誰が食べる?」という風に使うフレーズです。

11. 関西弁11. いらう

古語の「いろう」が語源となったと考えられている、「触る」という意味の関西弁。

職場や学校では、「この書類はいらわんといてや(触らないでね)」という感じで使います。

12. 関西弁12. えらい

共通語では「偉い」という意味がありますが、関西では「とても」「しんどい」「大変」といったニュアンスで使われるケースもある言葉です。

東海地方や長野でも「疲れた」「だるい」といった意味で使うことがあり、広範囲で浸透している言い回しと考えられます。

13. 関西弁13. 三角座り

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KPG-Payless/shutterstock.com

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主に学校の集会や体育の授業で見かける、体育座りや体操座りのことです。

膝を抱えている様子を横から見ると三角形に見えることから、三角座りと呼ばれるようになったと考えられます。

14. 関西弁14. いがむ

共通語で「ゆがむ」という意味の関西弁です。

関西だけでなく、名古屋や岐阜、広島など西日本・東海で広く使われています。

15. 関西弁15. きばる

大阪を中心に使われている、「頑張る」という意味の関西弁です。

近年では年配の方がよく使うようになっており、仕事の正念場で「ここからきばっていこか」などと言うこともあります。

16. 関西弁16. どんつき

「突き当り」を意味する関西弁です。

関西から関東に転職したばかりの頃にタクシーに乗り、自宅までの道案内で「このどんつきを右に・・・」と言ったところ、伝わらなかった経験がある関西人もいます。

17. 関西弁17. 上靴

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nagomi_camera/shutterstock.com

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学校に到着してローファーやスニーカーから履き替える室内用の靴を、関西では「上靴」と言うことがあります。

全国的には「上履き」と表現することが多く、転校先で方言だと気づいた人もいるのだとか。

18. 関西弁18. シャベル・スコップ

学校の授業や花壇の整備などで使うシャベルとスコップ。

関西では両手で扱う大きいものを「シャベル」、片手で扱える小さいものを「スコップ」と言いますが、関東では小さいものを「シャベル」、大きいものを「スコップ」と表現するのが主流のようです。

19. 地元ならではの言い回しは意外とたくさん!あなたが通じなくて驚いた言葉は?

今回は、バリバリの関西人が驚いた関東で通じにくい学校・職場関連の関西弁を紹介しました。

地元から離れた場所に進学したり就職したりすると、今まで当たり前のように使っていた言葉が方言であることに気付くことがありますよね。

あなたが方言だと気付いて驚いた地元の言葉は何だったか、ぜひ周りの人との話題にしてみてください!

※地域により異なります。また由来には諸説あります。

参考資料

太田 彩子