1.2 3位 ヤマハ(YAMAHA)

全国の軽二輪車新車販売台数の3位にランクインしたのはヤマハ。新車販売台数は659台となっており、4位のカワサキを373台ほど上回る結果となっています。

1997年にヤマハ株式会社の二輪部門が独立する形で、オートバイ製造販売業をスタート。以降、二輪車だけでなく電動アシスト自転車、発電機・電動車椅子・産業用ロボットなどの販売も手がけています。

ヤマハの二輪車はデザインにかなりこだわって作られており、シンプルでシャープな見た目をしています。過去にトヨタ「2000GT」に技術協力をしたほど、エンジンのクオリティが高く、加速・コーナリング性能に優れているのも魅力のひとつです。

軽二輪としてはMT-25、X FORCE、NMAX155、トリシティ155などがラインナップするヤマハ。なかでも市街地から高速道路まで利用でき、都市部で扱いやすいボディサイズと利便性を兼ね備えたスクータータイプは人気があります。

1.3 2位 スズキ(SUZUKI)

全国の軽二輪車新車販売台数の2位にランクインしたのは、スズキ。新車販売台数は822台となっており、3位のヤマハを163台ほど上回る結果となっています。

1954年に鈴木自動車工業が発足して以降、二輪車と軽四輪の開発・販売に注力してきたスズキ。街乗り用のバイクだけにとどまらず、競技用バイク分野においても多くのシェアを誇っています。

他のメーカーと比較すると、個性的なデザインのバイクが多く、自分らしさを表現できるバイクを探している方におすすめです。「KATANA(刀)」といった個性的なネーミングも合わさり、コアなファンが多いメーカーと言えます。

軽二輪にはVストローム250SX、GSX250R、ジクサー250などがラインナップするスズキ。人気のGSX250Rは高い燃費性能も実現し、ABS(アンチロックブレーキシステム)を標準装備。扱いやすいエンジンがライディングをサポートしてくれます。

1.4 1位 ホンダ(HONDA)

全国の軽二輪車新車販売台数の堂々1位に輝いたのはホンダ。新車販売台数は3784台となっており、2位のスズキをさらに2962台ほど上回る圧倒的な人気を誇っています。

ホンダには大型バイクからスクーターまで様々な商品展開があり、国内でも多くのシェアを獲得しているメーカーです。排気量に対してパワーがあり、安定感のある走行が叶うことから、教習用バイクや白バイ、自衛隊の偵察用オートバイ等にも広く採用されています。

軽二輪としてはCBR250RR 、CL250、FORZA、PCXなどがラインナップするホンダ。人気のPCXはフットスペースに余裕を持たせることで、着座位置の自由度が高いシートとの相乗効果を生み、ゆったりとした快適感のあるライディングポジションとしているのが特徴。流麗で伸びやかなフォルムを基調とした高級感のあるイメージにも定評があります。