そもそも「住宅ローン減税」とは何か?

住宅ローン減税とは無理のない負担で居住ニーズに応じた住宅を取得することを促進するために、住宅ローンを借り入れて住宅及びその敷地となる土地の取得をした場合に、年末の住宅ローン残高の0.7%を最大13年間、所得税から控除する制度のことをいいます。(所得税から控除しきれない場合、翌年の住民税からも一部控除)

ただし主な要件として次のようなものがあります。

  • 自らが居住するための住宅
  • 床面積が50㎡以上※
  • 合計所得金額が2000万円以下※
  • 住宅ローンの借入期間が10年以上
  • 引き渡し又は工事完了から6カ月以内に入居
  • 昭和57年以降に建築又は現行の耐震基準に適合 等

※2023年(令和5年)末までに建築確認を受けた新築住宅を取得等する場合、合計所得金額が1000万円以下の者に限り、床面積要件が40㎡以上に緩和されます