2023年度の年金支給額は増額となっています。
ただし、人によっては2023年10月13日に振り込まれる年金額が、8月15日に振り込まれていた年金額と異なる場合もあります。
本記事では、10月送付の年金振込通知書を確認すべき人について解説するので、参考にしてみてください。
1. 2023年度の厚生年金と国民年金は増額
物価変動などを考慮し、年金は年に1度支給額の改定がおこなわれます。
2023年度は、直近の物価上昇により支給額が増額となりました。
たとえば、国民年金の満額支給額は2022年度は月6万4816円でしたが、2023年度は月6万6250円(67歳以下の人の場合)です。
そのため、年金受給世帯が2023年度にもらう年金は2022年度と比べて増えています。
なお、年金は前月までの2ヶ月分が偶然月に振り込まれるため、2023年度分の年金が支給されるのは2023年6月から(2023年4月分と2023年5月分を支給)です。
ただし、止まらない物価高により年金支給額は増えても生活は苦しい人も多いかもしれません。