生涯結婚しない人の数が増え、ひとりで老後を迎える人は多くなると予想されています。
内閣府「令和4年版 少子化社会対策白書」によると「50歳時点で一度も結婚をしたことのない人の割合」は、2020年時点で男性が28.3%、女性が17.6%。年々増加しており、今後もその数値は上がっていくのではないかと予想されています。
おひとりさまの老後に不安を感じ、何をしたらいいかわからない人も多いかと思います。
今回は「70歳代のおひとりさま世帯」に対象を絞って、貯蓄額や年金額を覗いていきましょう。
1. 70歳代「おひとりさま」貯蓄額はいくら?
70歳代のおひとりさま世帯の貯蓄事情を、金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」をもとに見ていきましょう。
70歳代「おひとりさま」世帯の金融資産保有額は、平均1433万円、中央値485万円でした。