東京急行電鉄は、2017年11月21日に11月から池上線旗の台駅において、木造駅の雰囲気を踏襲した「木になるリニューアル」に着手すると発表した。

旗の台駅(池上線)のリニューアル工事は、グッドデザイン賞など数々の賞を受賞している池上線戸越銀座駅のリニューアルに続き、池上線ならではのアットホームなデザイン、素材を採用した改修工事となる。今回のリニューアルは2019年春頃の竣工を予定。

池上線戸越銀座のリニューアルは温かい木造の雰囲気を出すのに成功している。今回も同じ池上線の主要乗換駅での旗の台駅ということでどのようなトーンになるのか楽しみだ。

現在の旗の台駅(2017年11月27日撮影)

旗の台駅を利用する乗客の中には「大井町線を普段利用している。旗の台駅は大学病院に通う際に池上線のホームを通る。どのようにリニューアルされるのか楽しみだ」とコメントする人もいる。

上の写真は現在の戸越銀座の風景だ。木目調で都心の駅にしては温かみがあるのが見て取れるであろう。

最近では、プラットホームドアが普及し、安全性は増すものの、テクノロジーにより駅の自動化が進む傾向にある。人と駅との距離感をどのようにデザインしていくのか、「木になるリニューアル」が気になる。引き続き池上線に注目だ。

LIMO編集部