そごう・西武の経営体制変更

2023年9月1日付で、代表取締役を含む取締役3人、監査役1名がフォートレス陣営から選任された。

田口広人社長(2023年8月31日時点)は代表権のない取締役となり、執行役員社長として続投する。

株式会社セブン&アイ・ホールディングスとの兼務者である井上了徳氏は、取締役として残留となった。

以上より、取締役会を構成する取締役5人中過半数の3人がフォートレス陣営となる。

株主総会だけでなく取締役会の意思決定権も得たことで、2023年9月1日より本格的にフォートレスが同社の舵取りをしていくことになった。

フォートレスは、今後、フォートレスのパートナーである家電量販大手の株式会社ホールディングス(非上場)と連携し、同社(主に百貨店店舗事業)の再建を進めていく。

参考資料

石川 貴康