【ぶっちゃけトーク】合コンに行くなら割り勘はあり?

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U23編集部のメンバーがもし合コンに行くならどうするのか、ということについても話してみました。

女子サイドからの意見

  • 「割り勘がいい、もしくは支払額に少し傾斜をつける(7:3、6:4で男性が多く払うくらいがいい)」
  • 「奢ってもらうと引け目を感じてしまう。対等な関係であるために割り勘か別会計が良い」
  • 「主催者が男性か女性かでもバランスが変わるんじゃないか(例えば男性が誘った場合は男性が多め、女性が誘った場合は割り勘のような感じ)」
  • 「でも割り勘だったら合コン感は出ない気がする(大学の友達と飲むのと変わらない気持ちがするし、合コン感が薄れるとトキメキが生まれないかも)」

男子サイドからの意見

  • 「男が多めに払う、が基本!」
  • 「気になる子がいたら払う」
  • 「2軒目からは女子にも払ってもらう」
  • 「学生の間は収入に差がないので割り勘、もしくは傾斜で少し多めだと助かる」

どちら側からも割り勘に対して強い拒絶を持つ人が少ないような気がしました。

ちなみにこのお題を就活のグループディスカッションで行ったメンバー曰く、「女の子が払うのはありえない、絶対にいや!」と発言した女子もいたそうです…。

男女の割り勘「昔からの慣習が薄れてきている?」

合コンの話でも上がりましたが、女性の割り勘に対する考えが寛容になっている点は、デートにおいても起こっているようです。

Z世代は割り勘への寛容さが増している?

ここで、株式会社セクションエイトが運営する相席屋が行った「Z世代538名の恋愛価値観調査から見える『貧困化』と『積極的に行動できない』若者の実態をレポート」の結果を見てみましょう。

調査結果によると、男女の割り勘に賛成と答えた人の割合は、「付き合う前」で77.9%、「付き合ってから」だと84.2%。

回答者からは以下の声が上がっていました。

  • 「今のご時世、割り勘もありだと思う。」
  • 「相手には相手の事情があるだろうし、自分としてもお金に余裕があるわけではないから。また、借りた貸したという関係になりたくないから。」
  • 「男性の方が稼いでいる時代でもないと思うから。」
  • 「自分が全額払えないから。」
  • 「負担をかけてそれが原因で別れたくないから。今の時代共働きが普通だと思うし、必ずしも男性のほうが収入がいいとは限らないから。」

このような意見からZ世代の多くは、お金に関する考え方が従来の世代と異なっており、交際の前も後も割り勘に対しても前向きな姿勢を持っているみたいですね。

お互いを尊重する文化ができているのかも

お金に対する考え方の部分でも考え方の違いがありましたが、従来の性別によって区分する考え方も薄れてきているのかもしれません。

女性の大学進学率や社会進出も進み、収入面やキャリア面でも差が埋まってきているのではないでしょうか。

そのような背景から現在の若年層はお互いの生き方を尊重している人が増えているような気がします。

Z世代の「合コン×割り勘」から見る、価値観の多様化

「合コン×割り勘」という一つの話題から、イマドキの学生たちの考え方を知ってもらう機会になったのではないでしょうか。

Z世代はお金や生き方の考え方が従来と比べて多様化していることも特徴の1つです。

ミレニアル世代以上の先輩の中には、ジェネレーションギャップを感じた方も多いかもしれませんね。

世代間の価値観の摩擦はビジネス、プライベートともに起こってしまうことかと思います。

そんなときにはお互いが歩み寄りの姿勢をとることで良好な関係を築けると良いですね。

参考資料

LIMO・U23編集部