三井住友銀行は2023年9月の住宅ローン固定金利の水準を引き上げました。金利のニュースを聞き、住宅の購入を考えている方もいるのではないでしょうか。
住宅ローンは借りる年齢もですが、何歳までに返済するかという部分の検討も重要です。
60歳代は定年を迎えて、第二の人生をスタートする人も多いですが、そんな60歳代は住宅ローンがいくら残っているのでしょうか。
多額の住宅ローンが残っていれば、定年後も再就職して稼ぎ続ける必要があるかもしれません。
本記事では、60歳代の平均住宅ローン残高を解説します。
20歳代から70歳代の住宅ローン残高や持ち家率も紹介するので、参考にしてみてください。
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【20~70歳代】持ち家率はどれくらいか
まずは、どのくらいの人が家を保有しているのかを確認しましょう。
総務省統計局「家計調査(貯蓄・負債編)二人以上の世帯詳細結果表」によると、二人以上世帯における年代別持家率は以下のとおりです。
世帯主の年齢別にみた「持家率」
世帯主の年齢 持家率
- ~29歳 33.4%
- 30~39歳 66.3%
- 40~49歳 79.6%
- 50~59歳 84.0%
- 60~69歳 92.3%
- 70歳~ 92.5%
平均 85.2%
平均の持ち家率は85.2%とかなり高いです。10世帯のうち約8.5世帯が、賃貸ではなく持ち家に住んでいます。
特に30歳代や40歳代で家を購入する世帯が多いようです。
また、60歳代以降が9割を超えています。