シリーズでお伝えしている「企業年収給与研究」。最新の有価証券報告書をもとに注目企業の従業員の年収・給与や従業員数を見ていきます。
国税庁の「令和3年分民間給与実態統計調査」によると、日本の平均年収は約443万円。では、注目企業の平均年収はどうなっているのでしょうか。
今回は流通大手持株会社、セブン&アイ・ホールディングスです。
■セブン&アイ・ホールディングス・沿革■
セブン-イレブン・ジャパン、イトーヨーカドー、デニーズジャパンの3社により、株式移転による完全親会社となる持株会社として2005年9月に設立。傘下にはニッセンホールディングス、赤ちゃん本舗、ロフトなどの流通・小売企業のほか、コンビニATM最大手のセブン銀行など多数。2023年8月31日、傘下の百貨店「西武・そごう」の売却が臨時取締役会で決議されたことが話題に。本店は東京都千代田区二番町。
1. セブン&アイ・ホールディングスの平均年間給与はどのくらいか
セブン&アイ・ホールディングス(提出会社)の2023年2月28日時点での従業員数、平均年齢、平均勤続年数および平均年間給与は以下の通りです。
- 従業員数:1017人
- 平均年齢:43.3歳
- 平均勤続年数:15.3年
- 平均年間給与:776万3397円(※)含、賞与及び基準外賃金
セブン&アイ・ホールディングス(提出会社)の2023年2月28日時点での平均年間給与は776万3397円と、700万円を超えています。
従業員の平均年齢は43.3歳で、平均勤続年数は15.3年となっています。