かつては趣味性の高いSUVでしたが、今やファッショナブルでデザイン性が高いという事から大人気ジャンルとなっています。

ただ、SUVは、他の車種と比べると車体が重くなるので、燃費がよくない傾向があります。

しかしながら最近では、ハイブリッドや軽自動車など燃費効率のよいSUVが増えています。

そこで今回は人気のSUVの中から燃費の良い車種を3台ご紹介します。

まずハイブリッド車からトヨタのヤリスクロス、クリーンディーゼル車からマツダのCX-3、軽自動車から三菱のデリカミニという、それぞれに異なる低燃費技術を備えた3台です。

この3台を紹介するとともに、燃費のよいSUV選びのポイントも見ていきたいと思います。

燃費のよいSUVなら毎月のガソリン代を抑えながら、街乗りやレジャー、そして快適なドライブを楽しめるでしょう。

※この記事は燃費の良いSUVという観点からおすすめしているので、積雪地帯に居住されている方など、4WDが必須の条件下にある方に対しては異なる見解となることをご了解ください。
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燃費の良いSUVを選ぶポイント2つ

まずは、燃費のよいSUVを選ぶ際のポイントを見ていきましょう。

一般的にSUVは燃費が悪いといわれていますが、それはラゲッジスペースを広くとるためや、悪路走行性を向上させるために様々なアイテム装備を付け加えたためと言えるでしょう。

それでも、できるだけ燃費のよいSUVを選ぶポイントがあります。

4WDより2WDを選ぶ

「SUVで悪路を攻めよう」という本格派のオフローダーでなければ、SUVであってもFFの車種がいいでしょう。

SUVは4WDという考えは今は希薄になってきており、エクステリアなどでSUVテイストを楽しむのが主流ともいえる時代になりました。

できるだけ燃費が良いSUVを選ぶのであれば、2WDよりも重く燃費が2WDよりも悪くなる傾向にある4WDよりも、2WDを選ぶとよいといえます。

低燃費のパワートレインを選ぶ

国内で主に流通している車のパワートレインには、ガソリンとディーゼル、そしてハイブリッドの3種類があります。

燃費のいいSUVを選ぶのであればハイブリッド車かディーゼル車、そして軽自動車がいいでしょう。

燃費の良いSUV3選「ヤリスクロス」「CX-3」「デリカミニ」

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出所:三菱自動車公式サイト画像

出所:三菱自動車公式サイト画像

今回選ぶ3台のSUVは、ハイブリッド、ディーゼル、軽自動車からの選出となります。

異なるパワーユニットはそれぞれ独自の低燃費技術が盛り込まれており、いずれもお財布に優しいSUVといえるでしょう。

トヨタ「ヤリスクロス ハイブリッド」文句なしの低燃費(WLTCモード燃費率30.8km/L)

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出所:トヨタ自動車公式サイト

出所:トヨタ自動車公式サイト

トヨタ ヤリスクロスは、2020年2月に発売されたヤリスをベースとしたコンパクトSUVで、同年8月にデビューしました。

ヤリスクロスはフェンダーとアンダー部分を樹脂製のクラッディングで覆い、Z以上のグレードでは18インチの大径ホイール&タイヤでSUVらしさも感じられます。

ヤリス クロスにはガソリン1.5L車とハイブリッド車が設定されています。

ハイブリッドシステムには1.5リッター直3エンジンにTHS-Ⅱハイブリッドシステムを組み合わせ、クラス世界トップレベルの低燃費となるWLTCモード30.8km/L(ハイブリッドX 2WD)を達成しています。

【図表1】トヨタヤリスハイブリッドグレード別燃費比較表3/7

【図表1】トヨタヤリスハイブリッドグレード別燃費比較表

出所:トヨタ「ヤリスクロス諸元表」より筆者作成

ガソリン1.5L車も小型軽量化された直列3気筒ダイナミックフォースエンジンによって、WLTCモード20.2km/L(X 2WD)を達成しており、ガソリンSUVとしてトップクラスの低燃費となっています。

また、ハイブリッド車ならではの装備としては、全グレードでラゲージスペースにコンセント(AC100V・1500W)が付けられます(メーカーオプション)。

野外などで電源が必要なときは給電が可能です。

マツダ「CX-3」ディーゼルならではの低燃費と経済性(WLTCモード燃費率23.2km/L)

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出所:マツダ公式サイト画像

出所:マツダ公式サイト画像

CX-3はマツダの新世代車種の第5弾となるコンパクトクロスオーバーSUVであり、エンジンにはディーゼルエンジンとガソリンエンジンの2種類が用意されています。

現在設定されているディーゼルエンジンは1.8LのSKYACTIV-D 1.8が搭載されており、WLTCモード23.2km/L(XDツーリング2WD 6MT)を達成しています。

【図表2】マツダCX-3ディーゼルグレード別燃費比較表5/7

【図表2】マツダCX-3ディーゼルグレード別燃費比較表

出所:マツダ「CX-3諸元表」より筆者作成

SKYACTIV-D 1.8はマツダの独自技術に加え、「燃焼」に徹底的にこだわり、「燃費」「排出ガス」「静粛性」「走行性能」というすべての性能を向上させています。

また、余裕をもったトルクフルな走りながらも実用燃費と環境性能の向上を追求したクリーンディーゼルエンジンは、燃料費の安い軽油を使用しているのでランニングコストも非常に優れています。

さらにCX-3の特徴として6MTの設定があることで、最高燃費はこのXD ツーリング2WDの6MTの燃費となっています。

三菱「デリカミニ」軽自動車ならではの低燃費(WLTCモード燃費率20.9km/L)

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出所:三菱自動車公式サイト

出所:三菱自動車公式サイト

デリカミニは、ミニバンでありながらSUVの特徴を持つデリカD:5のイメージを軽自動車で実現した車種です。

見た目だけはなくSUVに求められる悪路走破性も備わっており、特に4WD車では、大径タイヤやデリカミニ専用開発のショックアブソーバー(前後)を採用し、荒れた路面での走行安定性を向上させています。

デリカミニは、力強い走りを予感させるSUVならではのスタイリングや利便性に優れた機能的なインテリアと、広々とした室内空間を持つ軽スーパーハイトワゴンの良さを持っています。

【図表3】三菱デリカミニグレード別燃費比較表7/7

【図表3】三菱デリカミニグレード別燃費比較表

出所:三菱自動車「デリカミニ諸元表」より筆者が作成

そして、トルクフルなエンジンと軽快なCVT、さらに加速時にモーターでエンジンをアシストするハイブリッドシステムを搭載。さらにガソリンのムダな消費をカットするアイドリングストップ機能のオートストップ&ゴーで、軽自動車ならではのエコな走りを可能にしています。

低燃費のSUVまとめ

SUVは燃費が悪くなってしまいがちですが、近年販売されているクロスオーバーSUVは比較的燃費がよく、ファミリーカーとしても多く利用されています。

また、スタイリッシュなデザインが受け入れられたことで、ブームともなっています。

燃費だけでSUVを選ぶ事に抵抗がある人もいると思いますが、燃費は車を所有するための重要なスペックであることは間違いありません。

そのうえで、性能や使い勝手、そしてデザインなどSUVらしさ溢れる車種を選ばれるといいでしょう。

参考資料

田中 秀雄