ソフトバンクグループ株式会社(9984)(以下「同社」という)の連結子会社である、Arm Holdings Limited(以下「アーム」という)が、2023年8月21日(英国時間)、米国証券取引委員会(Securities and Exchange Commission、以下「SEC」という)に新規公開計画に関するForm F-1の登録届出書を公開提出したと発表した。

アームは、同社が2016年に全株式を取得して、完全子会社化した

ソフトバンクグループの完全子会社アームとは

アームの公式サイトでは、会社概要は以下のように記されている。

  • 半導体IPのリーディング企業
  • 全世界の70%の人々がArmのテクノロジーを使用
  • 85の国々で5900人以上を雇用
  • Armベースのチップの現在までの累計出荷数は2500億個超
  • 1000社以上のパートナーを擁するエコシステム

箇条書きの会社概要を見てるだけでも、アームの影響力の大きさを感じられるのではないか。

スマートフォン、ゲーム機(Nintendo Switchなど)、テレビ、デジタルカメラなど、身近なものに、アームの技術が使われている。