3. 大人キュートな花を楽しんで!「ヒペリカム&アジサイ」
ヒペリカム
ヒペリカムはブーケにも使われる、可愛らしい赤い実のついた枝のこと。ヒペリカムはオトギリソウ科の学名で、オトギリソウ科にはキンシバイやビヨウヤナギが含まれます。
いずれもイエローの美しい花を咲かせ、花後に赤い実をつけます。生長が著しく、鉢植えより地植えにすると旺盛に枝を伸ばして生長します。
コンパクトに育てたい場合は、花芽が形成されていない3月が適期。開花期は6~7月です。
アジサイ
大きな毬のような花を咲かせるアジサイも庭のアクセントになるオシャレな低木です。
アジサイの仲間「アメリカノリノキ・アナベル」は白い花がホワイトガーデンにもピッタリの品種。ホワイトとグリーンのコントラストがとてもステキですよ。
シックな庭にしたいときは、花が小さめのヒメアジサイを植えてみるのもオススメ。濃いブルーの品種は、庭をより大人っぽい雰囲気に演出します。
4. たたわな果実がキュート「ブラックベリー」を小さな庭に!
ブラックベリー
初心者でも育てやすいブラックベリーはレッドやブラックの実が楽しめる落葉低木。ツル性だけでなく直立性の品種もあるので、庭の状況に応じて育てるとよいでしょう。
ほとんど手間がかからず、可愛らしい果実の色味が庭に明るい雰囲気をもたらします。農薬を使用せずとも収穫ができるので楽しんで育てることができますよ。
5. まとめにかえて
今回はオシャレな低木を紹介しました。樹木のなかには美しい花を咲かせる品種が存在しますが、なかには強い香りを漂わせる樹木もあります。
キンモクセイなどがその代表例で、数メートル手前からでも漂ってくる甘い香りは秋の訪れを告げる風物詩でもあります。
しかし、その強い香りが苦手な人も少なくありません。日本は隣家との間隔が狭い場合も多く、強い花の香りが思わぬトラブルを巻き起こすことも考えられます。植物と上手に付き合って、ガーデニングを楽しんでみてくださいね。
LIMO編集部