【西武新宿線の最新データを分析】もっとも混雑する区間は「下落合→高田馬場」
続いて、西武新宿線に絞った最混雑区間&混雑率のデータをみていきましょう。同調査によると、西武新宿線のもっとも混雑する区間は「下落合→高田馬場」。時間帯は「7:39~8:39」。輸送力が3万747人に対して、3万7883人が乗車しており、混雑率は123%でした。これは東京圏の平均混雑率と同じでした。
【西武新宿線の最新データを分析】1日の駅別乗降客数は全駅で前年を上回る
西武鉄道株式会社のホームページに掲載されている情報をもとに駅別乗降客数の変化をみると、2022年度の駅別乗降客数は全駅で2021年度を上回りました。もっとも乗降客数が多い高田馬場駅は25万377人で前年比112%となっています。なおもっとも増加率が高かったのは中井で前年比117%でした。(全駅の乗降人数は【表2】を参照)。
2023年度のデータはまだ発表されていませんが、コロナを取り巻く状況の変化や旅行者の増加を考えると、乗降客数はさらに増えていることが予想されます。今後、コロナ前の水準に戻っていくのか、そこまでは戻らないのか、今後の動向に注目したいところです。
参考資料
大蔵 大輔