求人情報専門の検索エンジンを提供しているIndeed Japan株式会社は2023年8月10日に、同社を騙る「なりすまし」が多発していると注意喚起しました。被害はIndeedの登録者以外からも報告されていることから、不正な手段で入手した連絡先から無差別に行われていると予測しています。

フィッシング・詐欺行為が報告されている連絡手段は下記の通りです。

  • 電話
  • Eメール
  • 携帯各社のキャリアメール
  • SMS
  • メッセージアプリ・SNS(LINE、Facebook、LinkedIn、WhatsApp、Telegram、Viberなど)

手口はさまざまとのことですが、Indeedでは報告されている典型的な例と注意すべきポイントを紹介しているので、チェックしていきましょう。

【Indeed装う「なりすまし詐欺」】電話・SMSなどでの求人案内

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まずは、Indeedの社員を装い、電話やSMSなどで求人案内をしてくるパターン。同社では「新着求人やおすすめ求人に関する連絡は、電話やSMSでは行っていない」ため、もしそうした連絡があった場合は詐欺の可能性が高いそうです。

またメールの案内も2種類に限定されているとのこと。登録者に送信する新着求人情報メール「ジョブアラート」(配信元はalert@indeed.com)、登録者の利用状況や登録情報等に合った求人を案内するメール「オススメ求人メール」(配信元はdonotreply@indeed.com)以外のメールは詐欺を警戒する必要があります。

上記以外のメール、かつ@indeed.comや@indeedemail.comなどのドメインからのメールでない場合は返信や個人情報の提供は絶対にしないよう、Indeedは呼びかけています。