マイホームの購入にあたり、フラット35で住宅ローンを考えている方も多いのではないでしょうか。
住宅ローンを検討する際に悩むのが金利のタイプですね。
今回は、「フラット35はやめたほうがいいのか」について、デメリット・メリットを比較しながら解説していきます。
あわせてフラット35で人気の金融機関を紹介しますので、当記事を参考に申し込みを検討してみてください。
この記事を読んでわかること
フラット35はやめたほうがいい?確認しておきたいデメリット
フラット35の確認しておきたいデメリットは以下のとおりです。
- 全期間固定金利なので金利が高い
- 1割以上の自己資金を用意できない場合は金利が高くなる
- 対象の住宅の条件があり、場合によっては審査に通らない可能性も
- 繰り上げ返済の最低金額が高く、こまめに繰上げ返済をしたい場合には不向き
順番に解説していきます。
デメリット1:全期間固定金利なので金利が高い
フラット35のデメリットは金利が高いことです。
フラット35は全期間固定金利なので金利が高く、変動金利と比較するとその差は大きいです。
変動金利は金利が低いですが、金利上昇のリスクがあります。
ただし、返済期間中に金利が上がらなかった場合は、固定金利のほうが支払い額は大きくなります。
毎月の住宅ローン返済額にも大きく影響するので、少しでも金利の低いフラット35を選びましょう。
デメリット2:1割以上の自己資金を用意できない場合は金利が高くなる
フラット35は自己資金が1割以上かどうかで金利に影響します。
自己資金が1割未満の場合では金利が高くことを覚えておきましょう。
フラット35を利用する場合は1割以上の頭金を準備することをおすすめします。
デメリット3:対象の住宅の条件があり、場合によっては審査に通らない可能性も
フラット35は融資対象の物件に対する明確な基準が定められており、民間の住宅ローンとはその点が異なります。
職業や収入などに問題がない方でも、融資対象の物件が基準を満たしていなければ住宅ローンを利用することができません。
フラット35を検討している方は、購入する物件が基準を満たしているかを確認しておきましょう。
デメリット4:繰り上げ返済の最低金額が高く、こまめに繰上げ返済をしたい場合には不向き
フラット35は繰り上げ返済の最低金額が民間の住宅ローンと比べて高めに設定されています。
特に、窓口での最低繰り上げ返済額は高額になります。
100万円以上となるので、こまめに繰り上げ返済をしたい方はこの点がデメリットになります。
フラット35の魅力的なメリット
フラット35の魅力的なメリットは以下のとおりです。
- 個人事業主や転職直後の人でも利用可能
- 住宅ローン諸費用(事務手数料や保証料)が安い
- 金利が固定されているので、計画的に返済できる
順番に解説していきます。
メリット1:個人事業主や転職直後の人でも利用可能
フラット35の審査基準には勤続年数の制限がありません。
ですから、個人事業主や転職直後の人でも利用可能です。
個人事業主や転職したばかりの人は、特に住宅ローン審査に通りづらい傾向がありますが、その点フラット35は安心です。
メリット2:住宅ローン諸費用(事務手数料や保証料)が安い
住宅ローンを借りる際には、事務手数料や保証料が必要です。
事務手数料や保証料と呼ばれる、住宅ローン諸費用は100万円以上かかるケースも多くあります。
ただし、フラット35では双方の費用が低い金額となっています。
メリット3:金利が固定されているので、計画的に返済できる
金利変動の影響を受けないので、計画的に返済できる点がフラット35のメリットです。
変動金利や固定期間選択型の住宅ローンと比較すると計画を立てやすいでしょう。
金利が上がる可能性を不安に感じなくてもいいので、気持ちの面でもメリットがあります。
フラット35で人気の金融機関は?
フラット35で人気の金融機関は「ARUHI(アルヒ)」です。
以下のようなメリットがあります。
- 金利が低い
- 「ARUHIファストパス」を使えば審査が早い※有料
- 保証料と繰上げ返済手数料が不要
- 疾病保障が充実
金利が低いことや、疾病保障が充実している点が大きなメリットです。
どこのフラット35にするか検討されている方は、ARUHI(アルヒ)を検討してみてはいかがでしょうか。
参考資料
まとめ
- フラット35は、メリットとデメリットを十分理解したうえで利用を検討すべし
- フラット35のデメリットは「金利が高い」「1割以上の自己資金がないと金利が高い」「物件によっては審査に通らない」「繰上げ返済の最低金額が高い」
- フラット35のメリットは「個人事業主や転職直後の人でも利用可能」「住宅ローン諸費用が安い」「計画的に返済しやすい」
MeChoice編集部