収集家にとって価値のある「中古トランペット」の価格がツイッター上で話題になっています。
投稿したのは、ツイッターユーザーの@enkaizangakkiさん。
当ツイートは2023年8月9日時点で5万4000件を超えるいいねを集めており、「すごすぎる」「価値がわかる人のところに巡って良かった」「こういうのに出会えるからオークションやフリマアプリって凄いのよね」と多くの反響が寄せられています。
※ツイート写真は【写真4枚】をご参照ください
※今回紹介するツイートは、投稿者様の許可を頂いております
520円で出品されていたトランペット
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…」というコメントとともに投稿されたのは、4枚の写真でした。
そこに収められていたのは、オークションでジャンク品として520円で出品されているトランペット。かなりボロボロですが、投稿主の驚きようから価値の高いもののようです。
一体どういった価値のあるトランペットなのでしょうか?
戦中に陸軍軍楽隊に納入されたものだった
トランペットを購入した@enkaizangakkiさんによると、こちらのトランペットは日本管楽器株式会社が皇紀2602年(昭和17年)に製造して陸軍軍楽隊に納入したものとのこと。
ベルの部分に刻まれているのは陸軍軍楽隊の刻印なんだそう。
当時は満州事変の影響で海外から楽器が輸入できなくなっており、国産の管楽器が軍楽隊に多く納入されていたんだとか。
そんな貴重なものがヤフオクで520円で出品されていたとは…。しかもトランペットはこの状態でも音を鳴らすことができたそうで、それもまた驚きですね。