富裕層の節約ポイント1.お金に関する感度が高い
日本における富裕層の割合を確認しましたが、富裕層はどのような節約ポイントを意識しているのでしょうか。
お金のことは気にせずに使うイメージのある富裕層ですが、実は少額でもお金を使わないように意識している方も多く、意外と庶民的と思われることもあるでしょう。
富裕層の節約ポイント1つ目は、お金に関する情報への感度が高いことです。
富裕層は富裕層同士でお金の話をすることも多く、またネットやニュースなどからの情報収集も欠かしません。
特に国や自治体がおこなう節約制度であるGo TO トラベルや児童手当の改正、新NISAの開始など、自分の生活に関わりそうな情報への感度は高いでしょう。
富裕層の節約ポイント2.手数料などのコストに厳しい
羽振りの良いイメージがある富裕層ですが、手数料などのコストには厳しいです。
特に商品を保有するだけで毎年継続的に発生する手数料などはしっかりとチェックします。
一回の支出は少なくても、通算すると実は高額となる隠れコストを見逃さないのも富裕層の特徴といえるでしょう。
一方で、お金が貯まらない人は手数料が高額であることに気付かず、積み重ねで高額なコストを支払っている場合も多くみられます。
富裕層の節約ポイント3.健康こそが節約と考える
富裕層は健康こそ節約と考えます。
体調を崩して入院や通院を繰り返しては、医療費が高額になってしまうためです。
また、健康でなくては日々の生活を楽しめませんし、仕事に多大な影響も出てしまいます。
そのため、豪華な食事ばかりではなく体に良いものを食べたり、毎日ランニングをしたりと、健康に対する意識が高いです。
特にコロナ禍を経て健康に対する意識がさらに高まった富裕層も多く、野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層は133万世帯、純金融資産総額は333兆円と推計」においても、富裕層・超富裕層のコロナ禍における生活の変化1位は「健康や体力増進に関する意識が高まった」となっています。
富裕層の節約ポイント4.長く使えるものにはお金を使う
富裕層は、長く使える質の高いものにはお金を使います。
安いものを買って短期間で新しいものに買い直すよりも、高級でも長年使えるものを買って愛用する人が多いです。
結果的にお金がかからないことに加え、昨今はSDGsの考えが浸透していてエコな生活を心がける富裕層も多くなっています。
自分のお金のことだけでなく地球のことを考えている富裕層も少なくないでしょう。