【京都府の最低賃金】過去10年の推移をチェック
ここからは最低賃金の過去10年の推移をチェックしていきます。グラフ【図2参照】をみると2013年から2019年まで緩やかに上昇し、2019年から2020年は横ばい、2021年から再び上昇に転じているのが分かります。2020年に賃金上昇がなかったのは、コロナによる経済の停滞が原因です。
全国平均と京都府ではほぼ同じ金額差で推移しています。2013年は全国平均764円に対して京都府773円で9円の差で、2023年には全国平均1002円に対して京都府1008円と6円差になる見込みです。
【京都府の最低賃金】住んでいる都道府県の数字をチェック
今回は厚生労働省のデータをもとに、京都府の最低賃金をみてきました。全国平均は加重平均であるため、都市部の数字に引っ張られてしまいます。また地域による価格差は年々拡大しています。正確な情報を知るためには、きちんと住んでいる都道府県の数字をチェックするようにしましょう。
参考資料
大蔵 大輔
