8月は、2カ月に一度の年金支給月です。6月と7月分の年金が支給されます。

昨年度より増額となった2023年度2回目の年金額が支給されるため、待ちわびているかたもいるでしょう。

ただし、年金は額面全額が受け取れるわけではないことに注意しましょう。給料と同様に、税金や社会保険料が天引きされる仕組みです。

そこで本記事では、年金から天引きされるものを解説します。実際に額面と手取りの差がいくらになるかもシミュレーションするので、参考にしてみてください。

1. 8月は年金支給月【厚生年金】2023年度の標準夫婦の年金額とは

年金は、人によって受給額が異なります。では、標準的な夫婦はどれくらい年金をもらえるのでしょうか。

厚生労働省「令和5年度の年金額改定について」によると、標準的な夫婦が2023年度に受け取る年金額は月に22万4482円です。

ここでの標準的な夫婦とは、平均年収約527万円で40年間勤務した夫(妻)と会社員経験のない専業主婦(夫)の夫婦をさします(2人分の国民年金と、厚生年金)。

また、月22万4482円は前年度(2022年度)から+1434円の増額です。物価高などの影響を考慮し、受給水準は若干の増額となっています。