【新型】ランドクルーザー「250」多様なパワートレーン
ランドクルーザー「250」のパワートレインは、新型カーボンニュートラルを目指す取り組みに基づき、ランクル初のハイブリッドシステムを含めた様々なパワートレーンを設定しています。
下記の表のように日本向けの仕様では、従来型のランドクルーザープラドと同様204馬力・500Nmを発揮する2.8Lディーゼルターボ+8速ATと、163馬力・246Nmを発揮する2.7Lガソリン+6速ATの採用が予定されています。
新型ランドクルーザー250には2つの顔がある
世界にある、ランクルにしか走れない過酷な道での操縦性を突き詰め、屈強なプロポーションに仕上がっています。
サイドはスリムに、オーバーハングは短く、コーナーは入念に造形。そして低いベルトライン、細いAピラー、角ばった構成は、視認性と簡単かつ正確な操作性を考慮して設計されています。
従来型よりもライトデューティーなランドクルーザー250のフロントデザインは、フロントグリルの中央の四角枠や、角形3連ヘッドランプに加えた通常モデルと、丸型ヘッドランプのモデルも用意されています。
これは米国仕様では「ランドクルーザー1958」と設定されているモデルやファーストエディションとされるモデルにもこの丸目が採用されています。イエローのボディカラーで往年のモデルのトリビュートを感じさせるデザインとなっています※。
日本仕様のファーストエディションとは異なるかも知れませんが、丸目とルーフラックなどの装備がポイントとなりそうです。
その他のエクステリアでは、良好な前方視界と悪路でも路面を見下ろしやすい低いベルトラインとなっています。
また、ランクル伝統のホイールベース数値で悪路走破性を圧倒的に向上させ、ミラー全幅は従来型以下として取り回し性を確保しています。
また、壊れても修理しやすくカスタマイズへの対応にも配慮して設計されています。
※出所:TOYOTA「2024 Toyota Land Cruiser Returns to its Origin」
伝統とモダンを統合させたインテリアデザイン
ランドクルーザーのインテリアデザインは、伝統とモダンを統合しながら、過酷な使用用途にも耐えられる信頼性、永く愛せる飽きのこないシンプルさ、プロが使う、無駄のない道具に共通する洗練された機能美をキーワードにデザインされています。
内装はオフローダーらしい機能性を感じさせるデザインとなり安定感のある空間や水平基調のインストルメントパネルを採用。
さまざまな環境でも操作しやすいスイッチ形状など機能性を重視しています。