青空のもとで咲く色鮮やかな夏の花たち。そのままでも十分ステキですが、ドライフラワーにするとひと味違う魅力を発揮することを知っていますか?
上手につくれたらオシャレなインテリアアイテムになりますし、レジンで固めればアクセサリーに加工することも可能。
そこで今回は、ドライフラワーにして楽しめる夏の多年草と基本の作り方を紹介します。ぜひインドアガーデンの一環として楽しんでくださいね。
ドライフラワーの基本の作り方
生花をドライフラワーにするには複数の方法がありますが、スタンダードな方法は「ハンギング法(自然乾燥法)」と「シリカゲル法」になります。
ハンギング法(自然乾燥法)
- 余分な葉を落とし、直射日光が当たらない風通しが良い場所吊り下げて水分を抜く。
- エアコンの下や扇風機で乾燥させると短時間で仕上がり、色合いがキレイに残りやすい
- 完成まで1~2週間程度
シリカゲル法
- 花首の2~3センチ下をカットする。密閉容器(ガラス瓶やタッパーなど)に市販のドライフラワー用シリカゲルを1センチほど敷いて花を置く。花の上にシリカゲルを振りかけて埋め、ふたを閉めて密閉する
- 完成まで1週間
部屋のインテリアアイテムにしたいときはハンギング法を、レジンで固めてアクセサリーに加工したいときはシリカゲル法で作るのがオススメ。同じ花を2つの方法でドライフラワーにすれば、仕上がりの違いも楽しめますよ。
夏に咲く多年草〈オススメ5選〉はドライフラワーも素敵に仕上がる
〈オススメ 1〉宿根千日紅(センニチコウ)
夏の暑さに強く、晩秋まで長く咲き続ける花、千日紅(センニチコウ)。
一年草のイメージが強い千日紅ですが、苞が花火のように広がる「ファイヤーワークス」、紅色の苞が美しい「黄花千日紅」などの宿根タイプも販売されています。
ドライフラワーにしても鮮やかな花色が残りやすく、また退色もしにくいので長期に渡って鑑賞することが可能。花束のように束ねてスワッグにするのはもちろん、リースをつくるのもオススメです。※参考価格:300~800円(3号ポット苗)