3. シニアの就業率はどれくらいか
年金の受給額が少ない人は、老後も働き続けて生活費を賄うことも考えられるでしょう。では、働くシニア世帯はどれくらいいるのでしょうか。総務省統計局の調査によると、高齢者の就業率は以下のとおりです。
3.1 60歳以上の就業率(2021年)
- 60~64歳:71.5%
- 65~69歳:50.3%
- 70歳以上:18.1%
60歳以降も働く人の割合は多いです。65~69歳の約半数が働いています。平均寿命が伸びている日本では、今後も高齢者の就業率は上がっていく可能性が高いです。
4. 老後対策を始めよう
老後は急にやってくるものではありません。事前に対策ができます。
そのため、まずは将来もらえる年金額をシミュレーションしてみてください。老後の生活費が年金額を上回りそうであれば、老後対策は必須です。
資産運用で老後資金を増やす方法や老後も働き続けて生活費を賄う方法など、自分にあった老後対策を検討してみてください。
参考資料
苛原 寛