お子さんのいらっしゃる家庭では、夏休みの真っ只中です。

最近では夏休みの宿題が無いという学校もあるようで、お子さんにとってはのんびりできるような環境もあるようですね。

一方でお子さんの自主性に任せるとなると、学習の習慣がある子の場合は良いのですが、学習の習慣ができていないお子さんの場合、どうしたら良いか迷ってしまいそうです。

夏休みは学校の勉強ばかりではなく、学校の学習ではできない「自分のやりたかったこと」に挑戦できる時期と考えてみると良いですね。

宿題のあるお子さんもないお子さんも、2学期に良いスタートができるようにそれぞれに準備が必要です。

さて、将来の教育資金のことは、親御さんが準備する必要がありますが、しっかりと準備されていますか。

最新の調査によると、児童のいる世帯の平均所得は785万円、雇用者の所得は689万7000円となっています。

平均的な所得世帯の場合、どのように教育資金を貯めていけばいいのかを考えていきます。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

【最新】国民生活基礎調査の概況からわかる子育て世帯のお金事情

2022年の調査で発表された2021年までの直近10年間の推移を【図表1】にまとめました。

【図表1】

出所:厚生労働省の国民生活基礎調査の概況から、資料を一部抜粋したものを筆者作成

児童のいる世帯の平均所得金額は785万円ですが、雇用者所得(※)は689万7000円となっています。

児童の親世代の年代やお子さんの年齢の詳細なデータがないため、中央値などがわかりませんので平均値で考えたいと思います。

※雇用者所得:世帯員が勤め先から支払いを受けた給料・賃金・賞与の合計金額をいい、税金や社会保険料を含む