5. 【買うべきじゃない投信4】分散しすぎている

投資信託のメリットは分散投資ができることです。

投資対象地域が「先進国」「新興国」「全世界」のもの、対象資産が「株式」「債券」「REIT」など様々な種類があります。

しかし、分散し過ぎもよくありません。成長が見込めない資産に分散しても、運用資金をただ無駄に分散してしまうことになります。

そこで、「毎月積立」と「投資信託」の仕組みだけで分散をしましょう。「毎月積立」することで購入するタイミングが分散できます。また、「投資信託」を活用することで中身も分散されています。

成長が期待できる資産に投資ができる「投資信託」を「毎月積立」することでかなり分散効果は高まります。

出所:金融庁「つみたてNISAについて(平成29年7月)」

これから資産を増やしていきたい方は「分散しすぎ」にも注意しましょう。

6. まとめにかえて

岸田首相が「1億総株主」を掲げているように、今後さらにつみたてNISAは注目を集めていくでしょう。

お気に入りの投資信託を見つけて、楽しく資産運用をスタートできるといいですね。

金融機関によって取り扱いの投信は異なりますので、スタートする前にどんな投信があるか確認しておきましょう。

参考資料

宮内 勇資