夏バテで食欲がないときでも「果物なら食べられる」という人は多いのではないでしょうか。

もしそれが自宅で収穫した果物なら、疲れた身体により染み渡り、心なしかパワーがみなぎりそうです。

今回は自宅で育てられる果樹のなかから、夏に収穫が楽しめる果樹をご紹介。ガーデニング初心者や鉢でも育てやすい果樹をピックアップしましたので、ぜひ自宅にお迎えし、夏の日差しをたっぷりと浴びた果実を楽しんでくださいね。

自宅で栽培&収穫できる!夏に実がなる〈果樹7選〉

〈その1〉イチジク

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プチプチとした食感とサッパリとした甘みが人気のイチジク(無花果)。樹高2~5メートルの落葉低木樹で、漢字の通り「花が咲かないのに実をつける」という珍しい習性をもっています。

収穫は初夏~夏、または夏~秋、さらには初夏~秋など品種によって違うため好みで選べるのもポイント。寒さが苦手なので寒冷地では鉢植えにし、室内で越冬させましょう。※参考価格:4000~7000円(5号鉢・3年生大苗)

〈その2〉ニワウメ

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サクランボのような甘酸っぱい果実をつけるニワウメ(庭梅)は、樹高2メートル弱のコンパクトな落葉低木樹。

1センチほどの小さな実ですが、生食だけでなく果実酒やフルーツビネガー、またジャムに加工しても楽しめます。耐寒性・耐暑性・病害虫に強く、育てやすいのも大きな魅力。

あまり手がかからないのでガーデニング初心者やズボラさんにもオススメです。※参考価格:3000~5000円(5号鉢・2年生苗木)

〈その3〉ジャボチカバ

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ジャボチカバは、幹に直接果実をつけるユニークな果樹。収穫した翌日には味が落ちるほど繊細なので、スーパーで見かけることが少ないレアな果物です。

味は巨峰のように甘く、風味も豊か。冷凍保存すれば1カ月は保存できますよ。暑さにも寒さにも強く育てやすい性質ですが、地植えすると10メートル以上にまで成長するので鉢植えでの管理がオススメです。※参考価格:7000~20000円(5~7号鉢・3~5年生大苗)